フレディ・キング(Freddie King)まとめ!経歴・使用楽器・プレイスタイルなど
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B.B.キングやアルバート・キングと並びブルース・ギタリストの3大キングと称されるフレディ・キング。
ブルースの世界にとどまらず、ローリング・ストーンズやエリック・クラプトンなど、ロック界の数々のギタリストやバンドに影響を与えました。
60年代のアーバン・ブルースをけん引したといっても決して言い過ぎではない、フレディ・キングについてまとめました!
経歴
フレディ・キング(Freddie King)は1934年9月3日、アメリカ合衆国テキサス州ギルマー生まれ。
6歳頃にギターを弾き始めました。
1950年に家族全員でシカゴへ移住。
そこでクラブに通いはじめ、マディ・ウォーターズやロバート・ロックウッド・ジュニアなどの演奏するブルースに触れるようになりました。
ウェスト・サイドでオーティス・ラッシュやマジック・サムらブルース・ギタリストと知り合ったのもこの頃です。
彼らと共にリード・ギターを前面に出す新たなサウンドを作り出し、シカゴ・ブルースに新たな風を吹き込むことになりました。
斬新なサウンドは、当時、ウェスト・サイド・サウンドと呼ばれました。
また、マディ・ウォーターズやチャック・ベリーといったアーティストを擁したチェス・レコードなどでセッション・ギタリストも経験。
1956年には初めて自己名義のシングル「Country Boy」をリリースしました。
Freddie King – San-Ho-Zay (Live)
1960年から1968年、フェデラル・レコードと契約。
「Have You Ever Loved a Woman」など数々のヒット作を生み出しました。
インストゥルメンタルのレコーディングも始め、ヒットさせました。
1968年からはコティリオンと契約、R&Bサクソフォーン奏者のキングカーティスがプロデュースし、2枚のアルバムをリリース。
1970年にはシェルター・レコードと契約。
ジェフ・ベック・グループがカバーした「Going Down」などを発表。
1974年になるとRSOと契約し2枚のアルバムをリリースしました。
1976年、心不全で急逝。
まだまだ精力的に活動を続けていた最中、42歳の若さでした。
楽器とプレイスタイル
楽器
メインはギブソン・ES-335やES-345、ES-355といったセミアコースティックギター。
他にレスポールやファイアーバードなどを使用しました。
プレイスタイル
シンガーの顔も持っていますが、インストゥルメンタルでもヒット曲を持っているように、どちらかといえばギタリストの面に重きを置いていたフレディ・キング。
特に、彼の奏でる金属的で力強く明るい音色は、親指と他の指で弦をつまむという弾き方から出る音で、彼の特徴的な演奏方法です。
度重なる移籍も演奏スタイルに影響を与えていたようです。
晩年にはブルースにファンクの要素を取り込みました。
代表作品
Best of Shelter Years(2000年)
70年代に録音した作品です。
ロック寄りで、スティーヴィー・レイ・ヴォーンのような金属的なサウンドが印象的。