ジョー・ペリー(Joe Perry)まとめ!経歴・使用楽器・代表作品など
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アメリカ発のロックバンド、エアロスミス。
名前くらいでよく知らないという人も、映画『アルマゲドン』の主題歌と聞けばピンとくるのでは?
世界に名を馳せたエアロスミスのリードギタリスト、ジョー・ペリーを紹介します!
経歴
ジョー・ペリー(Joe Perry)は1950年9月10日生まれ。
米マサチューセッツ州ローレンス出身で、本名はアンソニー・ジョゼフ・ペリー(Anthoney Joseph Perry)といいます。
少年時代に初めて手にした楽器はギターではなくウクレレでした。
「エアロスミス」の結成は1970年夏の出会いが発端と言われています。
ジョー・ペリーが組んでいたバンド「ザ・ジャムバンド」の演奏を見て、すでに地域でバンドマンとして知名度のあったスティーヴン・タイラーが新バンド結成をもちかけました。
「エアロスミス」のオリジナルメンバーが揃ったのは翌年です。
「トキシック・ツインズ(The Toxic Twins)」と呼ばれたジョー・ペリーとボーカルのスティーヴン・タイラーは共にソングライティングも担当しました。
その後徐々に足元を固め、1973年に1stアルバム『野獣生誕』(原題『Aerosmith』)でデビュー。
Aerosmith – Cryin’
ブレイクを果たした4枚目のアルバム『ロックス』以降は、ジョーも一部の楽曲でリード・ボーカルを取りはじめました。
また個人での活動も始まり、’78年にはジーン・シモンズのソロアルバムへもゲスト参加しました。
しかし1980年になるとスティーヴン・タイラーとの確執などを理由にエアロスミスを脱退。
「ジョー・ペリー・プロジェクト」を結成し、3年間で3枚のアルバムを発表しました。
また、時間を置いたことでスティーヴンとジョーが和解。
同じく脱退していたブラッド・ウィットフォードと共に1984年にエアロスミスに復帰、2004年まで活動するとバンドは無期限活動休止を宣言しました。
Aerosmith – Walk This Way (from You Gotta Move)
バンドの休止中、ジョーは温めてきた楽曲のレコーディングをし、自身の名義でソロアルバムを発表。
2007年にエアロスミスの活動が再開してからも、並行して2010年までジョー・ペリー・プロジェクトでツアーも行っています。
2016年、ジョニー・デップらと組んだグループ「ハリウッド・ヴァンパイアーズ」のコンサート中に脱水症と疲労で倒れたことがありましたが、すぐに回復、復帰しました。
また、前後してエアロスミスの2017年解散が出ましたが、ジョーは否定しています。
Aerosmith – Back in the Saddle (from You Gotta Move)
楽器とプレイスタイル
楽器
特にギブソン・レスポールを中心に600本以上のギターを所有しているとか。
ツアーでも音色やチューニングの違いなどによって20本近くのギターをスタンバイさせています。
その中にはB.B.キングのシグネイチャー・モデル「ルシール」のボディに大きく精密に妻のビリー夫人を描き、ヘッドに「Billie」と記されているものがあるなど、愛妻家らしい一面も。(当の夫人はかなり恥ずかしがったようですが)
また、昔から憧れているジェフ・ベックのシグネイチャー・モデルも数本所持しています。
ジョーが扱ってきたレスポールには重いものが多く、できるならそれよりも軽い、適度な重量感の楽器をと望んでいたそう。
1997年には、制作時に「軽いギター」という要望した自身のシグネイチャー・モデル「Gibson Joe Perry Boneyard Les Paul」も発売されました。
Aerosmith – Livin’ On The Edge
プレイスタイル
ヤードバーズなどのブリティッシュ・ロックに影響を受けたエアロスミスですが、ジョーは特にジェフ・ベックに憧れていたこともあり、プレイにその影響が見られます。
リフ・マスターと言われることがあります。
リズムプレイには定評があり、曲をしっかりと支えています。
Aerosmith – Jaded
左利き用のストラトキャスターに逆に弦を張りなおして使用することがあります。
「逆に弦を張ったときの音が好きだから」だそうで、音の違いは、弦のテンション、アームのテンションなどが違うためだそうです。
ジミ・ヘンドリックスは逆のパターンですが、ただ真似したわけではないそうです。
代表作品
Rocks(1976年)
全米アルバムチャート3位を記録し、人気バンドへと躍進した4枚目のアルバム。
日本でも知名度が上がり、クイーンやキッスと並ぶ「3大バンド」の1つと呼ばれるようになりました。
Get a Grip(1993年)
エアロスミス初の全米アルバムチャート1位を獲得した作品。
「クライン」や「リヴィング・オン・ジ・エッジ」などシングルカット作品もヒットしました。
現在のゴージャスなスタイルはこの頃から始まりました。
『アルマゲドン』の主題歌「ミス・ア・シング」(1998年)しか知らない人にも、昔からのエアロスミスファンにも、どちらにもオススメの銘盤です。
Just Push Play(2001年)
13枚目の本作のレコーディングには、Pro Toolsなどの当時の最新技術が使われました。
また、ジョー・ペリーの息子やスティーヴン・タイラーの娘も参加しています。
全米7位を記録したシングル「ジェイディッド」は、日本でも2004年のコカ・コーラのCMソングに起用されたので、耳にした人も多いはず。