カーク・ハメット(Kirk Hammett)まとめ!使用ギター・必聴曲など
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80年代から活動を続けるヘヴィ・メタバンド「メタリカ」
日本でも度々公演を行っていますよね。
そのギタリスト、カーク・ハメットについてまとめました!
彼の変幻自在のプレイに魅せられた人も多いのではないでしょうか?
経歴
カーク・ハメット(Kirk Hammett)は1962年11月18日、アメリカのサンフランシスコ生まれです。
ジェフ・ベックやUFOなどの影響でギターを手にし、ニューヨーク出身のギタリスト、ジョー・サトリアーニに師事しました。
1980年頃、トムタンティングらと共に「エクソダス」を結成。
エクソダスはスラッシュメタルの黎明期から確立までに大きく寄与したバンドです。
1982年にはゲイリー・ホルトなどのメンバーも加入し、地元のクラブなどで本格的な活動を始めました。
1983年、「メタリカ」がロサンゼルスからサンフランシスコに移転。
カーク・ハメットはデイブ・ムステインの後任のギタリストとして加入し、エクソダスを脱退しました。
エクソダスはその後メンバーの脱退や加入、解散や再結成を繰り返しながらも活動中。
カークも10枚目のアルバム『Blood in Blood out』で一部ゲスト参加しています。
他に、サンタナの2005年のアルバム『オール・ザット・アイ・アム』にもゲスト参加しました。
楽器とプレイスタイル
ギター
フェンダー・ストラトキャスターの1978年版モデルのレプリカを最初に手にして以降、様々なモデルを演奏しています。
ギブソンのフライングVを経て、現在はメタリカのジェイムス・ヘッドフィールド(ボーカル/ギター)と同じくESP製のギターがメイン。
アーティストモデルも多くの種類が発売されました。
Metallica – St. Anger [Official Music Video]
ところで、カーク・ハメットはアニメや特撮、古いホラー映画が趣味で、マンガやグッズを大量に所有しているそう。
来日公演の折にはファンから「北斗の拳」のフィギュアをもらって大喜びしたそうですが、日本の作品も好みで「ウルトラマン」や「ゲゲゲの鬼太郎」といった作品もよく知っているようです。
使用するギターの中には、ホラー映画『The Mummy』(1932年:邦題『ミイラ再生』)のペイントがされたギターなども複数あります。
ライブなどでも実際に演奏しているので、目にした人もいるのではないでしょうか。
エフェクター
カークといえばワウペダルと言われるほど、ワウペダル好き。
多くの曲のギターソロでワウペダルを使用し、年数を重ねるほど偏重しています。
ギターの奏法そのものがオーソドックスなので主にスパイスとして使っているようですが、単にミスをカバーするために使われているという人も。
実際のところは定かではありません。
プレイスタイル
Metallica’s Kirk Hammett At Guitar Center
メタリカは結成以降何度か音楽性を変えてきましたが、カーク自身はキャッチーなプレイで一貫しています。
レコーディングしたものでは正確でスピード感のあるリフ、旋律の美しいソロを聞かせてくれます。
一方ライブではムラがあり、ピッキングにミスがあったり、リズムがずれたりすることも。
若い頃はライブの時にもレコーディングの時のような演奏をしようと努力したようですが、次第にそこに固執することなくアドリブを組み込んだりするようになってきました。
メタリカは「ヘヴィ・メタルバンド」ですが、カーク個人としてはスティーヴィー・レイ・ヴォーンなどのブルースや、チェット・ベイカーらのジャズ、エイドリアン・ブリューやデヴィッド・ボウイのような前衛的なアーティストなど、様々なジャンルの音楽を聞いているそうです。
彼のプレイやフレーズの端々にはその影響が見え隠れしていて、今日のライブでは伸び伸びと変幻自在に演奏しています。
代表作品
Metallica – Enter Sandman [Official Music Video]
Kill ‘Em All(1983年)
メタリカのファーストアルバム。
ベースのソロを押し出したインストがありますが、発表時はありませんでした。
スピード感やハードさなど、人々を戸惑わせたほどの新しいサウンドでした。
Ride the Lightning(1984年)
「スラッシュメタルって何?」という疑問にはこちらがオススメ。
メタリカ2枚目のアルバムです。
Metallica – Master Of Puppets (Live)
Master of Puppets(1986年)
こちらもスラッシュメタルの名盤です。
ベースのジミヘン、伝説のベーシストとも呼ばれる初代ベーシスト、クリフ・バートンはこのアルバムの後に事故で亡くなりました。
権力の乱用などを主題にしており、楽曲のみならず歌詞にも一目置かれる、ゴールド・ディスクも獲得したメタリカ最高傑作です。
…AND JUSTICE FOR ALL(1988年)
名盤です。特に「One」はドラムの音質などで物議を醸した曲で、翌年にシングルカットされました。
作詞作曲には映画『ジョニーは戦争へ行った』が影響しており、ミュージック・ビデオにはその映像が組み込まれています。
ビッグ・バンドとしての地位もこの頃から築くことに。
Metallica – One (Live) [Metallica Through the Never] [HD]
Metallica(1991年)
通称「ブラック・アルバム」で、全世界で2000万枚を売り上げた大ヒット作です。
これまでのスピード感からテンポを一気に落とし、ヘヴィな作品に仕上げています。
このアルバムを引っ提げての長期ワールドツアーを終えると、しばらく休養期間としました。
Load(1996年)
ヘヴィ・メタとして洗練されてきた頃で、メタリカの作品の中でも特に重く暗い作風なのが魅力。
カントリー色が強めです。
翌1997年には引き続き『ReLoad』がリリースされています。
St. Anger(2003年)
『ReLoad』以降6年ぶりに発表されたアルバム。
日本でも20万枚近くを売り上げ、来日公演も大成功でした。
ところでアルバム制作時はベーシスト不在で、ベースはプロデューサーのボブ・ロックが担当していました。
ミュージック・ビデオでは、アルバム完成後に加入した元オジー・オズボーン・バンドのロバート・トゥルージロが出演・演奏しています。
このミュージック・ビデオ、サン・クエンティン州立刑務所で撮影されたもので、背後には本物の囚人が映っているとか。
Death Magnetic(2008年)
ヘヴィなチューニングからノーマルに戻し、原点回帰したアルバムです。