ジェームズ・バートン(James Burton)まとめ!経歴、必聴曲、使用ギターなど
Warning: Use of undefined constant user_level - assumed 'user_level' (this will throw an Error in a future version of PHP) in /home/infinity-web/gitafan.com/public_html/wp-content/plugins/ultimate-google-analytics/ultimate_ga.php on line 524
本場のカントリーやロカビリー、R&Bなど扱うジャンルの幅が広く、様々なアーティストをサポートしてきたジェームス・バートン。
多くのアーティストのアルバムにも参加、歌を引き立たせる最高の演奏を披露しています。
また、リッキー・ネルソンやエルヴィス・プレスリーなどのバンドでも活動したセッション・ミュージシャンとして有名です。
そんな「ミスター・テレキャスター」をご紹介します。
経歴
ジェームズ・バートン(James Burton)は1939年8月21日、アメリカ、ルイジアナ州のミンデンに生まれました。
ギターを初めて手にしたのは12歳頃。
チェット・アトキンズやマール・トラヴィスの影響で、14歳にしてプロのギタリストとして活動。
15歳で「ルイジアナ・ヘイライド」という人気音楽番組で、セッション・プレイヤーとして参加。
1957年、18歳のときにデイル・ホーキンズ発表「Suzie Q」でバックを務めます。
この曲中での特徴的なギター・リフはジェームズ・バートンが作曲しました。
さらにボブ・ルーマンのバックをつとめ、カリフォルニアに移住。
ボブとの公演が目に留まり、リッキー・ネルソンのバンドにスカウトされました。
「ハロー・メリー・ルー」ほか数々のヒット曲に貢献しましたが、ネルソン一色になるのを嫌い、脱退。
1964年、テレビ番組「シンディグ」の専属バンド「シンドッグズ」に起用され、活躍。
1969年、これを見たエルヴィス・プレスリーがステージ復帰時のバックバンドにジェームズ・バートンを起用、バンド・リーダーに任命れました。
1973年に衛星中継で全世界に生放送されたことで大きな話題になったハワイ公演でも、ピンク・ペイズリーのテレキャスターを構えた姿を見せています。
その後1977年にエルヴィスがなくなるまでの8年の間、ほぼすべてのステージやスタジオ・ワークで演奏しました。
エルヴィス・プレスリーの死後は、ジョン・デンバーやエルヴィス・コステロなどとともに活動。
また現在でも「エルヴィス・イン・コンサート」では70年のオリジナル・メンバーと演奏を続けています。
楽器とプレイスタイル
楽器
「ミスター・テレキャスター」の名の通り、デビュー以来ほぼ一貫してフェンダーのテレキャスターを使っています。
1970年にフェンダーから供与されたペイズリー柄のテレキャスターを使い始めました。
前年までアップル・レッドの53年製テレキャスターを使っていましたが、エルヴィス・プレスリーが「カッコイイ」と褒めたことで以降ステージでは愛用するようになりました。
スタジオでは以前からの53年テレキャスターを使用。
現在は、3ピックアップの「ジェームズ・バートン・テレキャスター」を使用中。
彼の楽器にはリアピックアップがマウントされずに直接ボディに取り付けられていたり、ボディに軽い素材を使っていたりといった特徴があります。
シグネイチャーモデルに「Fender James Burton Telecaster」があります。
またドブロなども演奏し、ミスター・ドブロとも呼ばれます。
プレイスタイル
バンジョー用の金属でできたフィンガー・ピックを使う、「チキン・ピッキング」という演奏方法が得意なことが有名です。
またテレキャスターでペダル・スティール・ギターそっくりの音色を出したり、回路を改造して様々な音色を出して演奏したりとテレキャスターを使いこなしています。
代表作品
ザ・ギター・サウンド・オブ・ジェームス・バートン(1971年)
ソロ・アルバム。
R&BやR&R、カントリーなど、様々なジャンルの演奏が楽しめます。