チョーキングは音程が命。チョーキングの種類とやり方を、TAB譜と図で解説します
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チョーキングとは、ギターの弦を持ち上げて音程を変化させる奏法です。ロックやポップスでは非常によく使われる奏法。主にエレキギターでよく使われます。
楽譜やTAB譜に書いてあるチョーキング、何となく弾いていませんか?
チョーキングと言ってもいろいろ種類があります。中でも大切なのはチョーキングした時の「音程」です。よく分からないから何となく…という方は意外と多いと思います。
比較的よく使われるチョーキング4つを、TAB譜と図を使って解説します。それぞれのチョーキングをきちんと把握するようにしてください。
1音チョーキング | c(cho)
下図の「c」もしくは「cho」と書いてあるのは1音チョーキングです。いわゆる普通のチョーキング。頻繁に出てくるチョーキングです。
指板図にすると下図のようになります。実際に指で押さえる場所は2弦8フレット。2弦8フレットの場所で、2弦10フレットの音程が出るように弦を持ち上げます。
1音チョーキングは2フレット高い場所(全音)の音程が出るように、弦を持ち上げて音程を変えてください。
半音チョーキング | H.C
下図の「H.C」と書いてあるのは、半音チョーキング(ハーフチョーキング)です。
指板図にすると下図のようになります。実際に指で押さえる場所は2弦8フレット。2弦8フレットの場所で、2弦9フレットの音程が出るように弦を持ち上げます。
半音チョーキングは1フレット高い場所(半音)の音程が出るように、弦を持ち上げて音程を変えてください。弦を少し持ち上げる感覚。
1音半チョーキング | 1H.C
下図の「1H.C」と書いてあるのは、1音半チョーキングです。頻繁には出来てきませんが、時々出てきます。
指板図にすると下図のようになります。実際に指で押さえる場所は2弦8フレット。2弦8フレットの場所で、2弦11フレットの音程が出るように弦を持ち上げます。
1音半チョーキングは3フレット高い場所の音程が出るように、弦を持ち上げて音程を変えてください。弦をかなり持ち上げます。
クオーターチョーキング | Q.C
下図の「Q.C」と書いてあるのは、クオーターチョーキングです。ブルース系のプレイでは頻繁に出てきます。
指板図にすると下図のようになります。実際に指で押さえる場所は2弦8フレット。2弦8フレットの場所で、2弦8フレットと2弦9フレットの間の音程が出るように弦を持ち上げます。
クオーターとは1/4という意味。クオーターチョーキングは、ギターのフレットにはない音程を出します。ほんの少し音程が変わったかな?くらいの音程。
まとめ
チョーキングの音程は非常に大切です。よく分からないから何となく…ではなく、正確なピッチ(音程)でチョーキングをするようにしましょう。
それとチョーキングで大切なことは、耳でしっかり音を聞くことです。目的のピッチがしっかり出せているのか?他の楽器と合わせた時、音楽的に調和が取れるピッチになっているのか?しっかり自分の耳を使って聞き分けるようにしてください。
チョーキングのピッチがズレてしまうと、歌で言うと音痴な状態になります。指の感覚でだいたいこんな感じ、ではなく耳です。しっかり音程を耳で聞き分けるようにしましょう。
楽譜・TAB譜の読み方に関しては、こちらの記事も合わせてご覧ください。
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