【初心者必読】真空管(チューブ)アンプの正しい電源のON・OFFと使い方
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この記事の目次
大型のギターアンプは真空管を使っている
普段自宅でエレキギターを弾く時は、練習用の小さなアンプを使っていると思います。大きさも小型で、10〜20Wくらいでしょうか。コンパクトで使い勝手がよいアンプが多くあります。
一方リハーサルスタジオやライブハウスに行くと、大型のアンプがあります。例えば、マーシャル (Marshall)などの100Wアンプです。
こういった大型のアンプは、ほとんどが真空管(チューブ)を使ったアンプです。
真空管アンプにはスイッチが2つある
大型アンプ、真空管アンプには必ずスイッチが2つあります。「スタンバイスイッチ」と「パワースイッチ」です。
アンプのパネル正面に「STANDBY」や「POWER」と書いてあるスイッチがあるはず。
真空管アンプに付いている「スタンバイスイッチ」と「パワースイッチ」を、両方いっぺんにオン・オフしていませんか?これ、絶対やってはダメです。
電源をオン・オフする時、スタンバイとパワーを両方同時に押してはダメです。最悪の場合、アンプを壊してしまう場合があるからです。
真空管アンプの正しい電源の入れ方 (電源ON)
ギターを始めたばかりの方は、真空管アンプの正しい使い方を知らないと思います。これを機会に必ず覚えるようにしましょう。
真空管アンプは、電源スイッチを押す順番が大切です。まずは電源オンのやり方。
◆真空管アンプの正しい電源の入れ方 (電源ON)
1.アンプのツマミがすべてゼロになっているかを確認
2.パワー(電源)スイッチをオン
3.その状態で2〜3分待つ
4.スタンバイスイッチをオン
5.ツマミを上げてギターの音を出す
パワースイッチは主電源です。パワーを先にオンにすることで、真空管を暖めるのです。
「パワー」と「スタンバイ」スイッチをいきなり同時にオンにしてギターの音を出すと、アンプの中にある真空管を痛めてしまいます。真冬の寒い朝、車のエンジンを掛けてすぐに走ろうとするとエンジンを痛めてしまうのと同じです。
ギターのシールドを挿すタイミングは、上記2か3のあとで大丈夫です。
真空管アンプの正しい電源の切り方 (電源OFF)
電源をオフにする場合は、オンの時と基本的には逆です。
◆真空管アンプの正しい電源の切り方 (電源OFF)
1.アンプのツマミがすべてゼロになっているかを確認
2.スタンバイスイッチをオフ
3.その状態で2〜3分待つ
4.パワー(電源)スイッチをオフ
シールドを抜くタイミングは、2のあとでOK。
その他の使い方
パワースイッチがオンでも、スタンバイスイッチがオフになっていれば、シールドの抜き差しをしても大丈夫です。シールドの抜き差しは、アンプのボリュームツマミを必ずゼロにした状態でおこなってください。
ちなみにリハーサルスタジオの場合、スタジオに入ったら一番最初にアンプのパワーをオンにして真空管を暖めておく。その間に、ギターのチューニングをしたりセッティングをしておくと時間の節約になります。
まとめ
真空管アンプの電源のオン・オフは、正しい方法でおこなってください。真空管アンプは、けっこう簡単に壊れてしまいます。衝撃にも弱いので扱いには注意しましょう。
パワーとスタンバイのスイッチを同時にオン・オフしてしまっている人を見かけたら、これからはすぐに使い方を教えてあげてください。