【音楽スタジオの使い方】バンド初心者のための、初めてのリハーサルスタジオ利用方法まとめ

バンドを組んだら、リハーサルスタジオでの練習が必須になってきます。

「リハーサルスタジオに行ったことがないから不安…」「料金や利用システムがよく分からない…」という方のために、リハーサルスタジオの利用方法をご紹介します。

リハーサルスタジオとは？

まずリハーサルスタジオとは、音楽専用のスタジオです。

大きなギターアンプ、ドラムセット、キーボードなどがあり、それを利用して練習することができます。マイクをつないでスピーカーから大きな声を出せますので、ボーカルの練習もできます。

簡単に言うとカラオケボックスの豪華版、と言うと何となくイメージが湧いてくるかもしれません。

ちなみに、リハーサルスタジオは略して「リハスタ」と言うこともあります。

リハーサルスタジオ利用の流れ

１．電話でスタジオを予約
２．予約した日時にスタジオへ行く
３．スタジオの受付で予約名を伝えてスタジオ内へ
４．練習後、受付で利用料の支払い

基本的な利用方法は、このような感じの流れです。以下、これに沿って利用方法を詳しくご紹介します。

まずは電話でスタジオを予約しよう

リハーサルスタジオは予約制・会員制です。まずはリハーサルスタジオに電話をして予約をしましょう。

スタジオを使いたい希望日時、予約したいスタジオの広さ、利用人数などを、スタッフさんに電話で伝えます。（だいたいスタッフさんの方から聞いてきてくれます）

その際「会員番号とお名前をお願いします」と言われると思います。初めて利用する場合は、まだ会員になっていないことをスタッフさんに伝えましょう。

名前や電話番号などを伝えて、日時を再確認して予約完了です。

ちなみにスタジオの空き状況により、希望の日時を予約できない場合があります。予約は早めにするようにしましょう。

スタジオを利用する時間はどれくらい必要？

リハーサルスタジオは、1時間単位で予約することができます。

バンドで練習する場合は、セッティングや片付けの時間を入れると1時間だとかなり短いと思います。ですので、基本は2時間〜3時間での予約をするようにしましょう。

予約した日時にスタジオへ行こう

予約した日時にスタジオへ行きます。スタジオに到着したら受付にいるスタッフさんに「おはようございます」と挨拶をしましょう。挨拶は基本です。

受付にいるスタッフさんに「●時から予約をしている●●です」と予約した名前などを伝えるとスタッフさんが案内してくれます。

ほとんどのリハーサルスタジオは会員制です。会員登録と会員カードが必要な場合は、スタッフさんに伝えて会員カードを作ってもらいましょう。

スタジオに持っていく持ち物は？

１．ギター
２．シールド
３．ストラップ
４．ピック
５．チューナー

とりあえず以上があれば大丈夫です。必要に応じて、エフェクターなども用意しましょう。

スタジオで、ギターなどレンタル機材もあります。利用するスタジオのホームページで確認しましょう。

機材の使い方が分からない場合はスタッフさんに聞こう

実際に予約したスタジオ内に入ると、大きなギターアンプやドラムセットなどがあります。

機材の使い方が分からない場合は自分なりにいじって使うのではなく、必ずスタジオのスタッフさんに聞きましょう。

リハーサルスタジオに置いてある機材は高価な機材ばかり。壊して弁償となるとかなり痛いです。機材の使い方はその場でスタッフさんに教えてもらうようにしましょう。

練習後は時間内に必ず退室しよう

予約したスタジオの利用時間は「セッティングと片付け込み」の時間です。練習後は、必ず時間内に退室するようにしましょう。

目安は終了時間の5〜10分前になったら片付けを始めるといいと思います。

退室時間を過ぎてしまうと、次にその部屋を利用するバンドさんとトラブルになります。素早く片付けをして、退室時間は必ず守るようにしましょう。

それと、アンプやドラムセット、機材は元の状態に戻すようにしましょう。グチャグチャのまま部屋を出ると、これも次に利用するバンドさんとのトラブルの原因になります。

スタジオ利用料金の支払い

練習が終わったら、受付に行って料金の精算・支払いをしましょう。

スタジオの料金相場は、1時間の利用でだいたい2,000円〜3,000円くらいです。

例えば、1時間2,000円の部屋をバンドメンバー4人で2時間使うと、一人あたり1,000円。1時間3,000円の部屋をバンドメンバー4人で2時間使うと、一人あたり1,500円です。

カラオケボックスのように必ず一人●円ではなく、スタジオの部屋自体の利用料金です。利用する人数が多ければ多いほど一人あたりの料金は安くなります。

利用する部屋の大きさや、時間帯によって料金は変わります。事前にホームページなどで料金を確認しておきましょう。

支払いが終わったら受付にいるスタッフさんに「お疲れさまでした」と挨拶をして帰りましょう。挨拶は基本です。

バンド練習と個人練習の違いは？

番外編です。

リハーサルスタジオの予約形態には2種類あります。「バンド練習」での予約と「個人練習」での予約です。

「バンド練習」は通常の予約形態。数ヶ月先まで予約ができます。それに対して「個人練習」は、予約が入らず空いてしまっている部屋を格安で利用することができる予約システムです。

ただし個人練習は、当日または前日予約制。利用できる人数は1〜2名など制限があります。個人練習で利用できる条件は、各リハーサルスタジオによって異なります。事前に確認しましょう。

まとめ

最近ギターを始めてみた、これからギターを始めてみたい！という方にとって、リハーサルスタジオの利用は少し勇気がいるかもしれません。ですが、スタジオの利用方法を把握しておけば大丈夫です。

それと、もし友だちや知り合いでスタジオをよく利用している人がいる場合は、最初は付き添ってもらうのもいいかもしれません。そうすると心強いです。

あとは、スタジオに入ったら大きな音で思い切ってギターを弾いてみましょう。大きな音でギターを弾くと、とっても楽しいです。