意外と知らないTAB譜記号の正しい弾き方!あなたは間違えて弾いてませんか?
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楽譜通りに弾いているはずなのに、何かが違う。こんな時は、楽譜・TAB譜を読み間違えていないか?再度確認しましょう。
TAB譜に出てくるh(ハンマリング)やp(プリング)など、読み間違えて弾いてしまうと、音のニュアンスがかなり変わってしまいます。
TAB譜に書いてある記号を間違えて弾いている人は、意外と多いです。しっかりと読み方を覚えて、正しい弾き方でギターを弾きましょう。
この記事の目次
h(ハンマリング)の弾き方
ハンマリングは、「h」の記号をまたぐ曲線のスタート地点の音をピック(または指)で弾きます。左手で叩いて音を出す音は、曲線の終点にある音です。
それと気をつけるのはリズム、ハンマリングするタイミングです。あせってすぐに指を下ろして、ハンマリングで音を出すタイミングが突っ込まないように注意しましょう。
p(プリング)の弾き方
プリングは、ハンマリングと同じくまず「p」の記号をまたぐ曲線のスタート地点の音をピック(または指)で弾きます。
プリングの注意点は、「p」をまたぐ曲線の終点の音をあらかじめ指で押さえておきます。その状態から曲線のスタート地点の音をピック(または指)で弾き、そこからその音を引っかいて音を出します。
hとpが連続する場合の弾き方
「h」と「p」がつながり合って連続する場合は注意が必要です。連続する曲線のスタート地点のみピック(または指)で弾きます。その後の音はハンマリングとプリングのみで弾きます。左手だけで弾く感じです。
TAB譜を読み間違えて「h」や「p」が来るたびにピックや指で弾き直してしまう人がいますが、それは間違いです。弾き間違えると、音のニュアンスが変わってしまうので注意しましょう。
hとpの装飾音符の弾き方
装飾音符がある場合は、弾いたらすぐに次の音に移ります。一瞬で次の音へ。音符の棒に斜めの線が入っているのが、装飾音符です。
装飾音符をピック(または指)で弾いたらすぐに叩いてハンマリング、もしくは引っかいてプリングをしましょう。
tr(トリル)の弾き方
トリルは「tr」記号が書いてあるフレット間で、ハンマリングとプリングを連続して繰り返す奏法です。
スタートの5フレットのみピック(または指)で弾いたら、あとは左手だけでハンマリングとプリングで音を出します。
その際、指を動かすスピードはできる限り素早く動かしましょう。トリルをする回数は決まっていませんが、通常はできる限り数多くトリルをします。
S(スライド)の弾き方
スライドは「S」の記号をまたぐ曲線のスタート地点の音をピック(または指)で弾きます。その状態から指をズラして次の音へ。
その際、音が途切れないように注意しましょう。音を伸ばしたまま次の音につなぎます。
S(スライド)の装飾音符の弾き方
スライドの装飾音符は、ハンマリングとプリングの装飾音符と基本的に同じ考え方です。装飾音符を弾いたらすぐに次の音へスライドします。一瞬でスライドすることがポイントです。
g(グリッサンド)の弾き方
グリッサンドは、別名グリスとも呼びます。記号は「g」です。グリッサンドは、スライドの一種。押さえた指をズラして弾く奏法です。
上記画像の場合、TAB譜の数字の左側に曲線がある場合は、ランダムなローポジション側から7フレットに向かってスライドします。
逆にTAB譜の数字の右側に曲線がある場合は、あらかじめ7フレットを弾いてからランダムなローポジションに向かってスライドします。
これは非常に間違えやすいポイントですので、気をつけましょう。
ちなみにランダムなポジションとは、何フレットでも良いということです。例えば1フレットに向かってでもかまいませんし、3フレットに向かってでも構いません。
それと、TAB譜の数字の横にある曲線が、数字より上に向かって書いてある場合は、高い音程(ハイポジション側)にグリッサンドしてください、という意味です。
c(チョーキング)の弾き方
チョーキングは「c」の記号をまたぐ曲線のスタート地点をピック(または指)で弾きます。その際、その音はまだチョーキングせず、普通の音で弾きます。
チョーキングして弦を持ち上げるタイミングは、曲線の終点の音のタイミングです。これはかなり間違えやすいポイントです。間違えないように気をつけましょう。
ちなみに、「c」は「cho」と書いてあることもあります。両方共チョーキング。同じ意味です。
c(チョーキング)の弾き方(装飾音符)
装飾音符があるチョーキングも、TAB譜を読む際は注意が必要です。
装飾音符がある場合のチョーキングは、音を弾いたら一瞬で弦を持ち上げてチョーキングします。
先ほどのチョーキングと、装飾音符があるチョーキングが混同しないように注意しましょう。
D(チョークダウン)の弾き方
チョークダウンとは、チョーキングした弦を下げて元に戻すことです。
「D」の記号をまたぐ曲線の終点のタイミングで、弦を下げて元に戻します。その際、ピックでは弾きません。使うのは左手だけです。
TAB譜を読み間違えて、ピックで弾いてしまわないように注意しましょう。
まとめ
意外と勘違いしていた、という方もいるかもしれません。初心者の方は、これを機に楽譜・TAB譜の読み方をしっかり覚えましょう。
楽譜に書いてある通りに弾けるようになれば、しっかりした音が出てきます。一つ一つできるようにしていきましょう。
TAB譜の読み方は、以下の記事も参考にしてみてください。
【初心者必読】これで完璧!図解「ギターのタブ譜(TAB譜)の読み方」