「ギターを弾く時、指が届かなくて困っています」指が短い人のための4つの練習方法
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指が短くて届かない
指が短くて思ったようにコードが押さえられない。指が短いから届かない。ギターを弾く時、指の長さが気になってしまうことがあると思います。
手の大きさ、指の長さは持って生まれたものです。これは生涯変えることはできません。ですので、なおさら気になってしまう人も多いと思います。
指の短い人が、ギターを弾く時に意識すべきことが4つあります。
1.指の柔軟性を養う
2.押弦時の指のバタつきを抑える
3.ポジション移動を素早くする
4.手首の位置をベストに保つ
この4つです。
1.指の柔軟性を養う
ギターを弾く時、フィンガリングする左手の柔軟性は非常に大切です。柔らかく、しなやかに指を広げる。これは女性クラシックギタリストが参考になります。
クラシックギターは、エレキギターやアコギよりも複雑で難解な指の動作をすることがよくあります。パッと見、明らかに指が短い女性が指を大きく開いて何気なくギターを弾く。
指を柔らかく大きく開くことができるようになれば、指の短さをカバーすることができます。
ただ気をつけないといけないのは、始めから無理に指を広げようとしないこと。無理に指を広げた状態で何時間も練習すると指を痛めます。
お風呂上がりにおこなう身体のストレッチ、柔軟体操と同じです。いきなりグニャッと身体は曲がりません。毎日少しずつ続けて、指が徐々に広がるように練習しましょう。
2.押弦時の指のバタつきを抑える
指が届かないと、指を広げることばかりに意識が行きがちです。ですが、押弦時の指のバタつきも注意しないといけません。
ちなみに、押弦とは「おうげん」と読みます。フィンガリングする左手で、弦を押さえることを押弦と言います。
指をバタバタ動かさず、弦の上を這うように動かす。モーションを限りなく小さくして、最短距離で次のポジションに移動する。これは、スケール・音階を弾く時に、指の短さをカバーしてくれます。
3.ポジション移動を素早くする
弦に沿ったポジション移動時は、できる限り素早く動かす必要があります。特にポジションが大きく移動する場合は、特にそれを意識するようにしましょう。
指が届かなければ、目的の場所まで「手全体」を素早く移動する。そうすることで、指の短さをカバーすることができます。
4.手首の位置をベストに保つ
手首の位置は非常に重要です。これが一番重要かもしれません。手首の位置をずっと固定して弾く必要はありません。むしろ逆で、常に変化させること。
手首は前に出すのか?引っ込めるのか?右に少しひねるのか?左に少しひねるのか?手首の位置は押さえる弦、押さえるポジション、コード、スケールによって常に変化させるようにしましょう。
手首の位置を変えるだけで、指が広がるようになったり、ラクに弾けるようになります。指だけでなく、手首の位置を工夫するようにしましょう。
まとめ
指の短さは、一工夫することでラクに無理なく押さえられるようになります。指が短いから…ではなく、指の短さをどうしたらカバーできるか?と考えながら練習することが大切。
もちろん急には出来ません。練習が必要。なかなか難しい部分もあると思います。ですが、コツコツと練習することで希望が見えてくるはずです。
「毎日必要充分な練習をしているのか?」「指が短いことを言い訳に練習を怠けていないか?」胸に手を当てて自分自身に問い掛けてみてください。あきらめずに続けることが大切です。