ギターのモチベーションが下がった時に思い出したい「ちょっとした心掛け」

ギターのモチベーションは下がっていく

ギターを初めて手にしたばかりの頃は、ギターを弾くこと自体がものすごく特別なことに感じるものです。ポローンと何となく弦を鳴らしただけで、誰もが感動していたと思います。

ですが、ギターをある程度の期間続けていくと、そういった新鮮な気持ちはどんどん薄れていってしまいます。

始めはギターをさわっているだけで楽しかった。ギターを眺めているだけでワクワクした。でも、がんばって練習してもぜんぜん弾けない。楽譜も読めない。何を練習すればうまくなるのか分からない。

ギターを触りたての頃は、だいたいこんな感じだったと思います。これは、ほとんどの人が経験していること。なかなか弾けない曲やフレーズが出てきた時によく起こります。

人間は、あっさり忘れる

思い描いていたようになかなか弾けないので、ギターを買ってすぐにあきらめて投げ出してしまう人も実際います。ですが、今現在までギターを続けている人は、そういった経験を経て今があるわけです。

人間は忘れる生き物です。ギターをさわっているだけで楽しかった気持ちも、ギターを眺めているだけでワクワクした気持ちも、苦労してがんばっていたことも、人間忘れます。

けっこうあっけないです。気づいたらあっさり忘れてしまっているものです。

そうなってくると、ギターを弾くことも惰性になりやすくなります。人間、惰性になるとなかなか進歩しません。現状維持がいつまでも続いてしまいます。

ギターを始めたばかりの頃を思い出そう

人間は忘れます。ですので、ギターをさわっているだけで楽しかった気持ちを思い出す。ギターを眺めているだけでワクワクした気持ちを思い出す。苦労してがんばっていたことを思い出す。こういったことを時々、意識的に思い出してみるといいです。

気持ちのリフレッシュです。人間は機械ではありません。これをやって、あれをやってればギターはうまくなれるよ。と言われても、なかなか弾けないかもしれませんし、慣れたら飽きてしまいます。飽きるから続かない。続かないのでうまくならない。

時々ギターを始めたばかりの頃を思い出して、リフレッシュしてメンタル面をシャキッとリセットしてみましょう。ギターを弾く時も集中力を発揮できます。そうすることで、身につく量も質もぜんぜん変わってきます。

ギターを弾くためのメンタル面の改善は、自然に変わることを待っていても変わらないです。自分から積極的におこなっていくことが大切。

アメリカの発明家、発明王トーマス・エジソンは次のように言っています。「絶えず変化を求める気持ちと不満こそが、進歩するために最初に必要となるものである。」

初心忘るべからず。ギターに於いて、初心は非常に大切な気持ち、かけがえのない気持ちです。これを忘れないようにしましょう。

ギターを弾くことが惰性にならないよう、気持ちを新鮮に保つように日々努めていくことが大切です。