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40代50代と、若い人との差
40代50代からギターを始めた方、もしくはこれから始めようと思っている方。今の年齢からギターを始めたとして上達できるのか?気になる方が多いと思います。
まず気なるのは、自分はもう若くないから弾けるようにならないんじゃないのか?ということだと思います。
結論から言うと、若い人も40代50代の方も、そして60代の方でもやり方次第で上達具合はたいして変わらないです。
いろいろな年代の方をレッスンしてきましたが、これは断言できます。
物覚えが悪いけど大丈夫?
人間、年を重ねれば物覚えは悪くなります。時間は等しく平等なので仕方がありません。
ただ、そこで諦めていたら何も弾けないので、よく考えた上で練習を工夫することが大切です。
何を意識して練習すべきか?
40代50代からギターを始めた場合、絶対に意識して練習した方がいいことがあります。
それは、教わったことを忘れないようにすることです。
ゼロからレッスンを受けてギターをスタートしたい、という方が多いと思います。その時に、先生から教わったことを必ず復習。
まずは忘れないようにすることが上達のポイントです。
よくあるのは、ただ教わっただけ、ただレッスンを受けただけで満足。今日もいいことを教わったなあ~だけで終わってしまうパターン。
教わっただけでは何も変わりません。それを何度も反復練習して出来るようにすること。
少し大変そうな気もすると思いますが、始めは気負わずに「教わったことを忘れない」ことに集中するとうまくいきます。
日々の練習で気をつける2つのこと
日々の練習で必ず気をつけないといけないことが2つあります。
1つ目は良いフォームで練習すること。2つ目は毎日ギターを弾く時間を少し確保することです。
まず1つ目。フォームですが正しいフォーム、上達できるフォームで必ず練習をするようにしてください。
フォームが良ければ悪い癖も付きませんし、弾けるようになるのも早くなります。悪い癖を身につけてしまって、あとからそれを修正するのは本当に時間と労力が掛かるので注意してください。
次に2つ目。これが大事。毎日ギターを弾く時間を少し確保することです。
ギターがうまくなれる方法を教わった。うまくなれる練習方法を教わった。でも練習しない。これだとダメ。練習と復習が必ず必要です。
ですので、ギターを弾く時間を確保することが非常に重要。
40代50代の方でしたら、お仕事が忙しい方もいると思います。ですが毎日10分~15分程度でしたら、時間の確保は誰でも必ずできるはずです。
毎日10分の練習は絶大の効果
10分くらいだったら練習してもしなくても変わらないし、仕事で疲れたしギターはいいや、と思う方もいると思います。
計算してみましょう。毎日必ず10分間ギターの練習をしたとします。
・10日で100分
・100日で1000分
・365日で3650分
3650分は、約60時間。一日10分間の練習が、一年後に60時間の練習量になります。
塵も積もれば山となる、千里の道も一歩から、ローマは一日にして成らずです。
まとめ
まだ40代50代でしたら、ぜんぜん伸びしろがあると私は思っています。
特にゼロから始める場合は、ゼロからフォーム、奏法、練習方法を確立できるので逆に有利だ、くらいに私は思っています。
それと、これからギターを始めてみようかなと思っている方。そういった方は、思い切った行動も大切。思い切ってギターを始めてみることです。
不安も当然あると思いますが、思い切ってギターを始めてしまえば、楽しいものです。
あとは同年代くらいでギターをがんばってやっている友人ができたら最高だと思います。そういった方の存在は、勇気も活力も自信も湧いてくるはずです。