【ギター初心者必見】空間系エフェクターまとめ！ディレイとリバーブの特徴、種類と効果を解説

前回、歪み系エフェクターの特徴、種類、効果等をまとめた記事を書きました。

【ギター初心者必見】歪み系エフェクターまとめ！音の特徴、種類と効果を解説

今回はディレイとリバーブ、いわゆる「空間系エフェクター」にスポットを当てて、ご紹介します。

ギターを始めたばかりの方や、初心者の方はぜひ参考にしてみてください。

空間系エフェクターの種類

空間系エフェクターには主に、ディレイとリバーブの2種類があります。

読んで字のごとく、空間をコントロールするような使い方をするエフェクターです。

イメージとしては「ギターの音を出した後処理」の音を調整する感じ。空間系エフェクターを使うことで、独創的で個性的なサウンドになります。

下記の動画から、実際に空間系エフェクターの音を聞きながら、音の特徴を掴んでみましょう。

ディレイ | Delay

ディレイは、分かりやすく言うと「やまびこ」のような音が出せるエフェクターです。「ヤッホーーーー、ヤッホー、ヤッホー、ヤッホー…」という感じの音がギターで出せます。

実際に弾いた音に対して、その音が遅れて何度も繰り返し鳴ってくれるエフェクター。

ディレイの歴史は長く、ディレイの元になった「テープエコー」は1960年代〜1970年代にギタリストたちがこぞって使用。「エコープレックス (Echoplex)」などの名機も登場しました。

ディレイにはアナログディレイとデジタルデジタルの2種類があります

アナログディレイ | Analog Delay

アナログディレイは暖かみのある、アナログ感のあるディレイ音が出せるディレイ。

味があって渋みのあるディレイ音が鳴ってくれます。

名機と呼ばれるアナログディレイは数多く、比較的有名なものは、Electro Harmonix Deluxe Memory Man、MXR M169 Carbon Copy Analog Delay、Maxon AD999、BOSS DM-3など。

代表的なアナログディレイ「Electro Harmonix Deluxe Memory Man」

デジタルディレイ | Digital Delay

アナログディレイと反対に、デジタルディレイはクリーンでハイファイなディレイ音です。デジタルディレイは、1980年代くらいから登場しました。

アナログディレイと同じく、さまざまなモデルのデジタルディレイが発売されています。

比較的有名なデジタルディレイは、t.c.electronic Flashback、Line6 DL4、BOSS Digital Delay DD-7、Roland DD-20 GIGA Delayなど。

代表的なデジタルディレイ「t.c.electronic Flashback Delay & Looper」

リバーブ | Reverb

リバーブは、カラオケのエコーのような残響音が出せるエフェクターです。

古くはプレートリバーブやスプリングリバーブ、また近年は、シマーリバーブのような個性的で新しいタイプのリバーブも登場しています。

ギターアンプにリバーブが搭載されていることが多いですが、単体のエフェクターとして数多くのリバーブが発売されています。

比較的有名なリバーブは、t.c.electronic Hall of Fame Reverb、Strymon Bluesky、Electro-Harmonix Holy Grail、BOSS RV-6など。

代表的なリバーブ「t.c.electronic Hall of Fame Reverb」

まとめ

まだまだ紹介し切れていない空間系エフェクターは数多くあります。

実際に使用しているギタリストを調べてみたり、楽器屋さんで試奏させてもらったり、どんな音がするのかYouTubeで確認したりして、空間系エフェクターを選んでみてください。

初心者の方も、空間系エフェクターを使って個性的なサウンドを手に入れてみてください。

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