【ヴィンテージ・ファズ】JMI Tone Benderでロック黎明期のサウンドをあなたの手に
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ギターのエフェクターの中でも「ファズ(Fuzz)」は数多くの種類があります。今回ご紹介するJMIの「トーンベンダー(Tone Bender)」は60年代好きにはグッと来る、良質なヴィンテージ・ファズサウンドのエフェクターです。
まさにロックの黎明期、1960年代のサウンド、と言っても過言ではないと思います。
この記事の目次
エフェクター・ファズとは?
オーバードライブやディストーションが登場する前、1960年代にエフェクターのファズは登場しました。
当時のギターアンプはそれほど歪まず、もっと歪ませたいというギタリストたちの要望で登場したのがエフェクターのファズ。
ファズと言えば、ジミ・ヘンドリックス(Jimi Hendrix)が使っていた「Fuzz Face」が有名です。
JMI Tone Benderの魅力
JMI Tone Benderのサウンド
JMIのトーンベンダーには種類がいくつかあります。こちらの比較動画がとても分かりやすいです。
まさにヴィンテージファズのサウンド。
トーンベンダーには、MK1 Tone Bender、Mk2 Tone Bender、Mk2 Tone Bender Proなどがあります。
上記動画で使用しているギターはテレキャスターですが、ストラトキャスター、レスポール、SGなど、ギターによって相性があると思います。
使用しているギターに合わせて、使いたいトーンベンダーを選ぶといいと思います。
Tone Benderを使用しているギタリスト
トーンベンダーと言えばレッド・ツェッペリンのジミー・ペイジ、というイメージがある方も多いと思います。
ロックの黎明期、1960年代に活躍していたギタリストは、どのトーンベンダーを使っていたのか?主な著名なギタリストをまとめました。
MK1 Tone Bender 使用ギタリスト
・ミック・ロンソン
・ヤード・バース時代のジェフ・ベック
・ザ・フーのピート・タウンゼント
・ラバー・ソウル時代のビートルズ
Mk2 Tone Bender 使用ギタリスト
・ヤード・バース時代のジェフ・ベック
Mk2 Tone Bender Pro 使用ギタリスト
・ジミー・ペイジ
ゲルマニウム・トランジスタについて
JMIのトーンベンダーは、当時のサウンドを再現するべく「ゲルマニウム・トランジスタ」を使用して作られています。
ゲルマニウム・トランジスタは、ゲルマニウムという鉱石を用いたトランジスタ。温度によって音が変化するという特徴があります。つまり弾く場所や、日によってトーンベンダーの音が変わってしまうということです。
デジタルに慣れた現代だと、使い勝手が悪いように感じることもあると思いますが、人間のように調子の良い日・悪い日があるのもトーンベンダーの魅力の一つと言えます。
Tone Benderの大きさについて
今年2015年は小型のエフェクターが流行りましたが、JMIのTone Benderはかなり大きいです。ワウペダルくらいの大きさ。かなり存在感がある大きさです。
Tone Benderをエフェクターボードに組み込むと、ボード内の面積をかなり専有されると思います。
ただ、ガッチリとした存在感、無骨な質感、そして所有感を満たしてくれるエフェクターと言えるかもしれません。
まとめ
先日、Mk2 Tone Bender Proを弾く機会があり、そのサウンドの素晴らしさに思わず記事を書いてしまいました。
歪み系エフェクターと言うと、オーバードライブやディストーションを思い浮かべる方が多いと思いますが、ファズも魅力的なエフェクター。
今回ご紹介したJMIのTone Benderは、魅力溢れるエフェクターですので、ぜひそのサウンドを楽しんでみてください。