【エレキ超入門】目指せ脱初心者！ピックをスムーズに動かすためのピッキング基礎練習フレーズ（TAB譜あり）

ギターを始めたばかりの時期は、なかなか思うように指が動かないものです。基礎練習を地道に継続することで、徐々にレベルアップできます。

初心者向けの、ピッキングの超入門フレーズのTAB譜を作りましたのでご紹介します。エレキギター初心者の方は、ぜひ取り組んでみてください。

オルタネイトピッキング入門 基礎練習フレーズ TAB譜

オルタネイトピッキングの入門練習フレーズです。

オルタネイトピッキングとは、上から下にピッキングするダウンピッキング、下から上にピッキングするアップピッキングを規則正しく交互におこなうピッキング方法です。

左手で押さえる運指は楽譜に書いておきました。小指をすべて薬指に置き換えても構いませんが、小指を使うことに慣れるために小指を使って弾きましょう。

ピッキングの注意点

右手のピッキングは、必ずオルタネイトピッキングで練習しましょう。上記画像の赤丸の記号がダウンピッキング、青丸のVみたいな記号がアップピッキングの記号です。

「ダウン→ダウン→ダウン…」または「アップ→アップ→アップ…」とならないように、必ず「ダウン→アップ→ダウン→アップ…」で弾きましょう。規則正しくオルタネイトピッキングすることが大切です。

ダイアグラム（指板図）

TAB譜をダイアグラムにすると上記画像のようになります。ダイアグラムとは、ギターの弦、フレット、押さえるポジションを分かりやすく図にしたものです。

ダイアグラムの縦列がフレットです。5フレットは人差し指、7フレットは薬指、8フレットは小指で押さえましょう。

ダイアグラムの横線はギターの弦です。実際にギターを構えた時とはひっくり返ります。図の一番上の横線がギターの1弦（一番細い弦）、一番下の横線が6弦（一番太い弦）です。

黒丸が実際に指で押さえる場所になります。

※この押さえるポジションは「ペンタトニックスケール」と言います。ペンタトニックスケールについては、また別の記事にして解説しようと思います。

注意点

右手の手刀部分をブリッジや、弾いていない弦の上に乗せながら弾きましょう。コードを弾く時のように手を浮かせて弾くのはNGです。

そして、必ずメトロノームを使って練習しましょう。自分が弾いている音がメトロノームのクリック音にピッタリ合うように弾きます。

初心者の方は、目標テンポBPM 100で弾けるようになればバッチリです。まずはBPM 30や40くらいのゆっくりしたテンポから始めて、徐々にテンポアップして練習しましょう。

まとめ

ギターを始めたばかりの方、初心者の方には、とても良い練習になります。６本の弦すべてを順番に弾きますので、ピックで弦を捕える感覚を養うことができます。

練習のポイントは、焦らず丁寧に練習すること。あせって雑に練習していると、雑にギターを弾くことが上達してしまいます。

完璧なリズムでピッキングできるテンポにメトロノームを設定して、その状態をテンポアップして練習しましょう。